2015年7月大三島コンサートご報告
「PPAYERS CIRCLE 祈りの歌 祈りの輪 チャリティーコンサート」 IN 大三島
夏休み特別企画として、今回は1日を通じて「命の大切さ」をテーマに、
午後からワークショップ付きのコンサートに試みました。
おかげさまで、お天気に1日恵まれ、午後には虹がかかり、夕暮れの穏やかな瀬戸内海。
山、空、海、人、踊り、音、祈り。。ここに全てがある贅沢な時空間となりました。
2015年7月19日 大三島ツアー行程表
鶴姫祭り→ 多々良しまなみ公園(待ち合わせ) →大山祇神社 内宮で15名でみんなでご祈祷 →生樹の御門(いききのごもん) 3000年のクスノキに会う →おひさまの家でお夕飯 →花火大会 →おひさまの家、 みんなでお泊り
2015年7月20日
「PPAYERS CIRCLE 祈りの歌 祈りの輪 チャリティーコンサート」IN 大三島
◆「ご先祖ワーク」
◆「ひかりのおむすび」
◆「祈りのコンサート」
自分の命の元のご先祖を9代さかのぼると、1000を越えた人の命の結晶として自分の存在がある事を、絵で描き表す事で深く体感。
講師の園田ばくさんがレポートまとめてくれました。
まずは、応援ジャンケンというゲームからスタート。
2対2、4対4、そして8対8になると応援する7人と相談をして、 代表としてジャンケンをしてもらいます。多い時には32対32の ジャンケンになることもあります。
まさにご先祖からの応援を体で感じるワークです。今回は赤ちゃんを 抱いた方や、小学生の女の子が勝ち進みました。みんな本気で応援!
まさにご先祖様の気持ちを感じた応援ジャンケンでした。
ワークでは自分から始まるご先祖を絵にしていきます。
自分から二本の線を伸ばして、お父さん、お母さんを描く。お父さん、 お母さんからそれぞれ二本の線を出して、おじいちゃん、おばあちゃん をそれぞれ描く。
ここまでで、両親二人。おじいちゃん、おばあちゃん4人の計6人の 先祖に守られていることがわかります。
その次の代は8人、16人、 32、64、128、、、9世代を描くと合計1022人のご先祖が つながる命の絵が完成です。
「出会いましたね。ありがとうございます」という声をかわします。
ただ、目をみつめ、その人につながるご先祖の絵を見ているだけで、 なぜか涙がで出そうになります。
しっかりと守られて生きていることに 自動的に感謝の念が生まれました。
足の裏にも絵の具をぬって、足型でもご先祖を描いてあっというまに、 大きな大きなご先祖ワークの出来上がりです。
みんなで作った大きなご先祖。きっといくつになっても思い出すこと でしょう。
この時間に「ご先祖ワーク」を通じ、更に「命のつながり」を感じて頂きました。
大三島コンサート主催の今村有佐さんにレポートお願いしました。
加寿子さんと一緒に考えたのが気軽に頬張れるおむすびとお漬物をコンサート前に食べていただくという案でした。
おむすび隊の笑顔は常に最高♪それはそれは愛情いっぱいで出来上がったと思います。
笑顔はコンサートが終わるまでそのまま続きました。
水と塩とで優しく両手で包まれた
飲食店が少ないだからこそできた企画がこれほどまでに嬉しい内容になるとは予想していませんでした。
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また「ひとりひとつの命の灯り」として手作りキャンドルも、お結びの時間に作りました。
彼女のピアノはとても歌い手を乗せてくれます。オペラの曲から踊り付きのトトロの散歩まで、幅広くお届けしました。
第2部 夕暮れの浜辺にて
足の悪い方も喜んで目の前の浜辺へと移動してくださいました。
辺りは夕暮れ、桃色紫色の空と穏やかな青い海。蝉の鳴き声と時々小さな波の音が聞こえてきます。
まずは、「自分を愛する」詩の朗読からスタート。
そして、夕陽が沈む頃。キャンドルに火を灯し、それぞれのキャンドルの炎を感じていきます。沖縄からフラのゲスト西島尚美さんに踊って頂き「What a Wonderful World」をアカペラでコラボしました。 フラ仲間の大井まみさん、森下真夕さんも西島さんと一緒に踊りを披露してくださいました。
舞台からお客様に手振りで呼びかけ、途中でひとりふたりとお客様も舞台に上がり、フラを踊ります。私もつられて一緒にフラを踊る初体験をしました。ラストの時には約10名近く舞台で踊っていました。
静かにひろがる波紋の様な美しい夕暮れの時間でした。
コンサートは進みます。
キャンドルの灯りに命を感じて頂きながら薄闇の中。一度全員でキャンドルを消します。
あたりは、闇に包まれます。
「ひとりの灯火」がどれだけ明るいかを知り、自らの灯火も相手を照らし、自分も照らされてる。そうお互いに命で照らしあっている。
そんな事を感じているのではないでしょうか
そして。。。またキャンドルを消すのです。
なぜ、そんな事をするのか。。。
それは命は永遠に続き再び巡ることを、 感じて頂くため。
命の喜びを新しい炎から感じ
今、ある限りある命にも喜びを感じる
そんな時間がコンサートのラストなのです。
こうして、愛媛県今治市大三島で行われた「PRAYERS CIRCLE 祈りの歌 祈りの輪チャリティーコンサート」は静かに終了しました。
帰り際に
「涙が止まりませんでした」
「また来てくださいね」
など言葉を沢山頂きました。
ほんとに心優しい島の皆さんが大好きになりました!また、ふるさとがひとつ増えました。
また、遊びに行きます!
一緒にすごしましょう。
このような空間時間はとてもひとりでは出来ません。
みんなの力を集めてはじめて完成を見るものだと思います。
最後になりましたが、関係者の皆様、スタッフの皆様、日本全国より大三島のあの日のあの時間にお集まり頂きました皆様に厚く御礼申し上げます。
写真 折山賢さま
大三島コンサート お客さまのご感想
ピアノ大野敦子さん 沖縄からはフラのスペシャリストも参加あり。
屋外で聴かせていただいたアベマリアは涙が出てくるほど感動でした。
観客数 40〜50名 小さき波の音を聞きながら キャンドルを点けて夕闇のなかでの素敵な 世界でこの瞬間だけのコンサート。こころ温まる手づくり感いっぱいの会場でした。
大阪城ホールなど数多くのコンサートには行ってますが もしかせずとも 今までで最高のコンサートだったと思います。今日の日は一生忘れることはありません。そのくらいの感動でした。
主催者の皆さんに感謝です。ありがとうございました
Wさま撮影
この前、
大三島でもらった、ひまわりの種。
悠介が植えた、ひまわりの種。 毎日、暑いなか…芽を出してくれました~
これからも、お日さまに向かって
どんどん大きくなっていくんだろうなぁ(*^▽^*)
成長を楽しみます
しまなみ街道を降りると、そこはもう神の島。
自然豊かなこの島の1泊目は、古民家「おひさまの家」でした。
10名を超える、日本各地から集まってきた男女が まるで親戚のように長テーブルを囲んで、一緒にご飯をたべたり 大山祇神社にお参りしたりと、 まるで『大人の夏休み』!
丁度、島のお祭り「鶴姫まつり」も開催していて、
お神輿に興奮したり、夜の花火を堪能したり、思い思いに島の夏をたっぷり味わいました。
そんな、都会では味わえないような濃い1日を過ごした後は、
いよいよコンサート会場の、ふるさと憩いの家へ。 海に面した廃校を宿泊施設にした、ノスタルジックな場所で まず、ご先祖とのつながりを感じる「ご先祖ワーク」を開催。
この日のために島に集まったみんなで、それぞれのご先祖との縁を感じたり、 子供たちに手伝ってもらって、大きなご先祖のつながりを描いたりして、 のどかな時間を過ごしました。
夕方からはお待ちかね、加寿子さんの祈りのコンサート。
さらに島中から集まった老若男女が、大野さんのピアノと、加寿子さんの歌声に酔いしれました。
夕暮れには、ろうそくをともしたペットボトルを持って、海辺で第2部を開催。
沖縄から駆けつけてくれたフラダンサーのみなさまの踊りと、加寿子さんの歌声と、 海風になびくろうそく、波の音、そして集まったみなさんの影が、なんとも幻想的で 大自然に抱かれたような、夏の祈りでした。
忙しく暮らしている昨今の毎日、当たり前だからこそ忘れがちになっていた「命の喜び」。
自然と人を通じて、改めて感じ、味わうことができた、大三島でした。